クリーンルームは14床あり、高度の白血球減少に対応できる環境で抗がん剤治療が可能です。
大阪公立大学医学部附属病院の血液内科・造血細胞移植科との連携により、高い診断レベルと治療レベルの維持に努めます。
さらに当科では、緩和ケア認定看護師やがん化学療法看護認定看護師が活躍し、質の高い看護の提供に努めています。
臨床スピリチュアルケアカウンセラーによる精神面のケアもおこない、極め細やかな医療を提供することをモットーにしています。
血液内科医師とともに看護師・薬剤師・栄養士・カウンセラー・リハビリスタッフ・検査技師・メディカルソーシャルワーカーなどが一丸となってチーム医療を推進しています。
抗がん剤治療
初回の抗がん剤治療は、たいていの場合入院しておこないます。
入院することで時間をかけて丁寧に病気や治療の説明ができるため、多職種で患者さんにかかわり、患者さんの思いや抱えている問題などに、より気づくことができると考えています。
また、個人差が予測される副作用の確認ができ、外来通院可能と判断できれば、外来化学療法治療に移行していきます。
- 日本血液学会認定専門研修認定施設
- 日本さい帯血バンクネットワーク登録移植医療機関
- 日本骨髄バンク 非血縁者間末梢血幹細胞採取認定施設
- 日本骨髄バンク/日本造血・免疫細胞療法学会 非血縁者間骨髄採取認定施設
- 日本造血・免疫細胞療法学会 非血縁者間造血幹細胞移植認定診療科
- JALSG(日本成人白血病治療共同研究グループ)施設会員
- 日本臨床腫瘍学会認定研修施設
主な疾患
- 急性白血病
- 悪性リンパ腫
- 多発性骨髄腫
- 自己免疫性溶血性貧血
- 特発性血小板減少性紫斑病
- 血小板減少
- 血小板増多
- リンパ節の腫れる病気
- 再生不良性貧血