ヘルニアセンター
ヘルニアセンター概要
当院では、腹部ヘルニアに対して、より専門性の高い診療を提供することを目的に「ヘルニアセンター」を設置しております。腹部の各種ヘルニアに対し、専門スタッフが連携し、患者さんの病態や生活背景に応じた治療方針をご提案いたします。また、患者さんの状態や手術に応じて、日帰り手術や1泊入院での手術にも対応しております。腹部ヘルニアが疑われる患者さんや、手術適応についてご相談のある患者さんがおられましたら、お気軽にご紹介・お問い合わせください。
ロボット支援下鼠径ヘルニア手術
ヘルニアセンターでは、2026年8月より、手術支援ロボット「ダビンチ」を用いた鼠径ヘルニア手術を開始しました。
ダビンチを使用した手術では、高精細な3D画像のもと、人の手首よりも広い可動域をもつ手術器具を使用することで、狭い空間でもより繊細かつ安定した手術操作が可能となります。従来の腹腔鏡手術と同様に小さな傷で行うため、術後の痛みや感染リスクの軽減が期待できます。
鼠径ヘルニアは自然に治ることは少なく、症状や状態によっては手術による治療が必要となります。当センターでは、従来の手術方法に加え、ロボット支援下手術という新たな選択肢を取り入れ、患者さんにとってより安全で質の高い医療を提供できるよう努めてまいります。
主な疾患
- 鼠径ヘルニア/大腿ヘルニア/臍ヘルニア/腹壁瘢痕ヘルニア/その他の腹部ヘルニア
鼠経ヘルニア(脱腸)とは
図のように鼠径部(足の付け根の部分)の皮膚が盛り上がります。これは腹腔内の腸管が腹壁を超えて飛び出す状態のことです。
症状は、鼠径部の不快感、痛みです。
鼠径部の腫れが硬くなったり、押し込んでも戻らなくなったときは、脱出している腸管が壊死する可能性があり緊急手術が必要です。
当院でのヘルニア治療の特色
当院では、痛みも少ない腹腔鏡手術を行っております(下図)。腸管が脱出しないように人工の繊維で編んだ網(メッシュ)で弱くなった鼠経部を覆って補強いたします。
手術の翌日に退院が可能です。
当院では、ヘルニアセンターを立ち上げ、ヘルニア手術の腹腔鏡手術のエキスパート(内視鏡外科学会 技術認定医)が在籍しております。
鼡径ヘルニアだけでなく、そのほかの腹部のヘルニアに対して安全かつ確実な手術を提供しております。






