当院で受けられる研修期間でレクチャーについて
ホームページをご覧の皆さん、研修医1年目の者です。
今月は当院で受けられる研修期間でレクチャーについての記事です。
週に1回モーニングレクチャーがおこなわれます。各診療科の先生方が研修医として必要な知識を教えてくださります。またこの機会に当直や病棟業務で疑問に思った点についても気軽に相談することができます。
当院の研修では感染症内科を回ることができないため、1年次に感染症レクチャーがあります。感染源の特定から真菌、結核といったややUncommonな感染症についても臨床のケースを通して学ぶことができます。
また月に2回ほど症例検討会(ランチョンセミナー)が行われます。研修医同士で気になった症例や珍しい疾患について発表し議論する会です。考察までしっかり作りこみ、発表する側も聴取する側も非常に勉強になります。
知識だけでなく手技のレクチャーも豊富です。採血、CV、挿管、縫合といった研修医に必須の手技を救急科や外科の先生方から教えていただけます。特にCVについては臨床の場で実践できるようになるまで講義とシミュレーション試験まで用意されています。その他日々の業務の中で腰椎穿刺やPICCといった手技に触れる機会も多くあります。
レクチャーでなくても非常に指導に熱心な先生方が多く、臨床の中で疑問をすぐに解消できる点は府中病院で初期臨床研修をおこなう長所だと筆者も実感しております。
その他疑問や気になることはぜひとも見学に来て聞きに来てください。医学生の方々の見学を心よりお待ちしております。
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