ヘルニアセンター
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鼠経ヘルニア(脱腸)とは
図のように鼠径部(足の付け根の部分)の皮膚が盛り上がります。これは腹腔内の腸管が腹壁を超えて飛び出す状態のことです。
症状は、鼠径部の不快感、痛みです。
鼠径部の腫れが硬くなったり、押し込んでも戻らなくなったときは、脱出している腸管が壊死する可能性があり緊急手術が必要です。
当院でのヘルニア治療の特色
当院では、年間80件の鼠経ヘルニアの手術を行っています。
基本的には、痛みも少ない腹腔鏡手術をおこなっています(下図)。腸管が脱出しないように人工の繊維で編んだ網(メッシュ)で弱くなった鼠経部を覆って補強します。
手術の翌日に退院が可能です。
当院では、ヘルニアセンターを立ち上げ、ヘルニア手術の腹腔鏡手術のエキスパート(内視鏡外科学会 技術認定医)が在籍しています。
鼡径ヘルニアだけでなく、そのほかの腹部のヘルニアに対して安全かつ確実な手術を提供しています。