日本医療機能評価機構認定病院
病院機能評価とは、病院の医療サービスや運営管理などを、第三者機関である日本医療機能評価機構が中立的・科学的・専門的な見地から評価する仕組みです。
府中病院にて日本医療機能評価機構の病院機能評価(3rdG.0)を受審し、2024年1月に同機構より「一般病院2(主として、二次医療圏等の比較的広い地域において急性期医療を中心に地域医療を支える基幹的病院)」の種別・区分での認定をいただきました。この認定は、2024年12月1日より府中病院から泉大津急性期メディカルセンターへ引き継がれました。
病院機能評価結果の情報提供
卒後臨床研修評価機構認定病院
卒後臨床研修評価機構(JCEP)認定病院とは、NPO法人である卒後臨床研修評価機構(JCEP)による第三者評価を受審し、認定を受けた医療機関です。この認定は、2024年12月1日より府中病院から泉大津急性期メディカルセンターへ引き継がれました。
府中病院にて2019年12月17日に受審し、「NPO法人卒後臨床研修評価機構」の第三者評価の結果、「4年認定」をいただきました。
さらに、2019年12月時点では関西圏初のExcellent賞という名誉ある賞をいただきました。
臨床研修機能評価は大項目8、中項目27、小項目88の計123項目の三階層構造からなり、特段の理由がない限り2年もしくは4年の認定証が発行されます。そして、4年認定のうち、評価結果において以下の条件がすべて満たされた病院にのみExcellent賞が発行されます。
- 「適切」が80%以上、かつ「a」が80%以上で「要改善」と判定された項目がない。
- Pg.4.5が「適切」かつPg.5の「a」が90%以上である。
- 評価委員会で特に優れていると承認される。
特定行為研修指定研修機関
特定行為研修指定研修機関とは、医師の指示のもとで看護師が特定の医療行為(「特定行為」)を実施できるようにするための研修を提供する、厚生労働省により指定された機関です。
府中病院にて2023年2月22日、保健師助産師看護師法に規定する「特定行為区分に係る特定行為研修」を行う指定研修機関として指定されました。
この指定は、2024年12月1日より、府中病院から泉大津急性期メディカルセンターへ引き継がれました。
特定行為区分(6区分)
- 呼吸器(気道確保に係るもの)関連
- 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連
- 動脈血液ガス分析関連
- 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
- 術後疼痛管理関連
- 循環動態に係わる薬剤投与関連
領域別パッケージ研修(1領域)
看護師特定行為研修について
外国人患者受入れ医療機関認証(JMIP)
外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)とは、厚生労働省が支援する制度で、在留・訪日外国人に対して安心・安全な医療サービスを提供できる体制を整えている医療機関を認証するものです。
府中病院にて2020年4月28日付で「外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)」の認証を取得し、2023年9月15日付で認証を更新いたしました。この認証は、2024年12月1日より府中病院から泉大津急性期メディカルセンターへ引き継がれました。
観光や就労などにより日本の国際化が進む中、国は外国人患者の医療機関への円滑な受け入れを推進してきました。
この認証制度は、一般財団法人日本医療教育財団が外国人患者受け入れ体制を「受け入れ対応」「患者サービス」「医療提供の運営」「組織体制と管理」「改善に向けた取り組み」からなる5つの機能別分類から評価したものです。通訳ツールの導入や外国語による案内表示、文書翻訳などを進め、認証されました。