認知症・脳機能センター
認知症・脳機能センター概要
沿革、概要
本邦における神経学が正式に学会として発足、興隆し100年以上が経過しました。特に近年、革新的科学技術の進歩により大きく発展し、稀少神経変性難病のみならず、コモンディジーズとしての、脳血管障害、認知症、てんかんなどの病態解明、治療技術の確立や創薬が図られつつあります。例えば、パーキンソン病をはじめとしての神経変性疾患の病態の本質に迫る知見が得られ、新たな治療方法が開発されつつあり、その中には既に臨床実装されたものもあり、治療選択の幅が広がっています。
一方で、脳卒中や神経難病のほか、かつて二度童子として、おおらかに受容されてきた認知症に対して、認知症の代表的疾患アルツハイマー病に対するアセチルコリン分解酵素阻害薬が開発されて、はや四半世紀が経過しますが、漸く抗体療法・疾患修飾薬が臨床実装され、脳病態の進行抑制の可能性がみえてまいりましたが、さらに社会的ニーズが飛躍的に高まっており、超高齢化社会下では、どのように向き合っていくか、いっそうの喫緊的課題となっております。
このような状況の中で、ベルランド総合病院では、従来の脳神経内科認知症外来および認知症センターから、機構変更に伴い認知症・脳機能センターが、2021年度より新たに設置、変更され、認知症疾患を中心に、神経変性疾患に対する、病態解明とその治療に取り組んでおります。
- 日本神経学会教育施設
- 日本認知症学会教育施設
- 日本臨床神経生理学会教育施設
- 内科専門研修プログラム基幹施設
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