理学療法室・作業療法室・言語聴覚療法室
リハビリについて新人・若手支援プログラム一覧に戻る
入職した新人スタッフに対して成長を支援するプログラムがあります。講義や実技練習、症例検討会などを通じて知識と技術の向上を目指します。
講義
科内講義では先輩理学療法士が実際の臨床に沿った内容で分かりやすくお話をします。また法人内の全施設合同での講義も実施しており、各分野において造詣が深い療法士が最新のトピックスを交えてお話しています。
科内の講義内容
- 障害論
- 各種概論(理学療法、作業療法、言語療法)
- 炎症
- 関節可動域制限
- 筋力低下
- 運動療法(関節可動域運動、筋力増強運動、全身持久力運動、協調性運動など)
- リスク管理(整形外科疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、循環器疾患など)
- 日常生活動作評価、練習
- 一次救命処置 など
全施設合同の講義内容
- 整形疾患における評価とアプローチ
- 中枢神経障害の基礎
- 循環器疾患のリハビリテーション
- 呼吸器疾患のリハビリテーション
- 認知症ケア
- リハビリテーション栄養
- 摂食嚥下障害
- 通所リハビリテーション、パワーリハビリテーション
- 住宅改修、福祉用具 など
ミニカンファレンス(ミニCC)
4~5名で構成されたグループ内で担当している患者さんについてカンファレンスをしています。朝、昼、夕方のわずかな時間を有効に使い、臨床における悩みの相談や考え方をまとめる機会にしています。
2〜3カ月ごとにスタッフが交代するローテーション制度としており、様々なスタッフからの幅広い知識と技術を学ぶことができます。
グループ構成(4~5名構成)
①新人または若手、②中堅、③ベテランスタッフで構成
特徴
- 新人若手スタッフの臨床疑問の解決、考え方の整理
- 中堅スタッフの指導力向上とカンファレンスの円滑な進行
- ベテランスタッフのグループマネジメント向上
実技練習
技術向上のため実際にスタッフ同士で身体を使って練習をします。担当している患者さんを想定して練習をするためより実践的に行うことができます。
法人内研修
半年から1年の期間で法人内の他の病院や介護施設で研鑽する研修制度があります。リハビリ病院や通所リハなど異なる環境での多くの経験は、今後の理学・作業療法士、言語聴覚士人生において必ず大きな糧になります。