総合整形外科
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手は、食事・洗顔・家事・書字・キーボード操作などの生活動作に欠かすことができない運動器官です。そのため、手の機能が障害されると日常生活に大きな支障を生じます。細やかな骨・関節、腱、神経、血管などからなる手の構造は極めて精密であるうえ、障害の原因となる外傷や疾患は多岐にわたります。従って、手の怪我や病気を治療するためには、手の解剖や疾患、治療方法に関する専門的な知識と技術が必要となります。
ベルランド総合病院では、手の手術を専門的に扱う専門医2名が年間500件の手術を行い、ハンドセラピストと連携して機能回復に向けた集学的治療を行っています。
私どもの取り組みをさらにさらに発展させて、地域医療に貢献することを目的に手の外科を専門とした「ハンドセンター」を設立いたしました。
手の腱鞘炎、ばね指、手根管症候群などの一般的な手の障害から、手指や手首、前腕の骨折・外傷、神経損傷、感染や関節炎まで広く対応しております。
手の痛み、しびれ、ケガでお困り際は、ベルランド総合病院ハンドセンターに是非ご相談ください。
(1)骨折・腱断裂・神経損傷などの外傷に対して専門的な手術加療を行い、機能回復と早期社会復帰を目指します。
(2)小児外傷・開放骨折など緊急的な手術を要する場合には、即日・翌日など早期に対応しています。
(3)外傷後の偽関節例や関節拘縮に対し適切な手術とリハビリテーションによる治療を行っています。
(4)前腕骨折後の変形治癒・可動域制限を来たした症例に対して、大阪大学で開発した3次元コンピューターシミュレーションシステムを用いて正確な変形矯正手術を行っております。
(5)リウマチ手の外科の運動解析を基に、患者さま個々の症状に応じて適切なリウマチ上肢の再建手術を行っています。
主に治療している疾患
上肢骨折、腱断裂、神経損傷、骨折後変形、リウマチによる変形、上肢の運動障害、拘縮、肘部管症候群、手根管症候群、舟状骨偽関節、手指拘縮、デュプイトレン拘縮、キーンベック病(月状骨軟化症)、神経性腫瘍、人工肘関節、人工指関節
主に担当するスタッフ
村瀬 剛 副院長・ハンドセンター長
蒲生 和重 ハンドセンター部長