3月1日 継続事例研究発表会

 継続事例実習では妊娠中期から、産後1か月健診まで1人の方を受け持たせていただき、妊婦健診や入院中のケアを行います。その関わりを事例研究としてまとめ発表しました。実践した助産ケアについて先行文献を用いて振り返えることで、対象をより深く理解し、自らの助産観を見出すことができました。発表会での質疑応答を通して、対象に寄り添う助産ケアについて考えることができました。多くの学びをいただいた対象者様とそのご家族、臨床の方々に改めて感謝申し上げます。              助産学科29回生

学生によるオレンジリボン運動

「オレンジリボン運動」は、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。助産学科では、2017年度から学校祭で「学生によるオレンジリボン運動」に取り組んできましたが、今年度はコロナ感染防止のため、有志学生で学内に啓発ポスターを掲示しました。

                        助産学科 教員

分娩シミュレーション

 

 今年度は、COVID-19の感染拡大によって、分娩介助は7~9例で実習を終了せざるを得ませんでした。助産師国家試験も終了し、経験不足を少しでも補い実践能力を育み、学生が自信を持って卒業できるように演習を行いました。
 事前課題として紙上事例の助産診断に各自取り組んだ後、グループワークで必要な助産ケアを共有し、教員が産婦役となり演習しました。学生は、久しぶりの演習で戸惑っていましたが、繰り返し演習することで動けるようになり、吸引分娩や弛緩出血の対応も教員の指導で学ぶことができました。

                          助産学科 教員

2/12 特別講義「周産期に活かすアロマテラピー」

 臨床でもご活躍されている講師をお招きし、アロマテラピーの特別講義がありました。
アロマテラピーの歴史や効能などについて教えていただき、その後、好きな香りの精油を選び、バスオイルとマッサージオイルを作成しました。手浴とハンドマッサージの演習は、コロナ禍のためセルフでの実施でしたが、アロマの香りで心身ともに癒されました。
「臨床アロマテラピスト講座」ハンドオイルトリートメント・ベーシックコースの受講終了証もいただき、今後の助産ケアに活かしていきたいです。
                                 助産学科29回生

第104回助産師国家試験

 2月11日大和大学にて、29回生が第104回助産師国家試験を受験しました。
今年度は、コロナ感染予防のため1月末に受験票や学校からの応援グッズを手渡し、以後は自宅学習としました。メールやオンラインで学生と面談して学習の進捗状況や体調を確認しました。学生は各自「合格」に向けて着々と準備を進めていました。前日はクラス全員とTeamsを繋げ教員一同でエールを送りました。

                       助産学科 教員

1月18日 「研究」発表会

 助産学科では3つのグループでテーマを決め研究を行い、その成果を学内で発表しています。今年は新型コロナウィルスの影響により様々な制約がありましたが、工夫をしながら発表の日を迎えることができました。
 京都女子大学の岩原先生から専門的なご指導をいただき、研究方法などを学ぶことができる貴重な経験となりました。また、高度専門看護学科の3年生も見学に来てくれました。臨床でも母子に対し根拠に基づいた質の高いケアを提供するために、論文を活用したり研究を行ったりします。今回の研究で得た学びを卒業後にも活かしていきたいと思います。

                        助産学科 29回生

12月22日 災害時の助産ケア

 助産管理の授業では、災害時の対応も学習します。レスキューママ(スリングタイプの新生児避難具)や避難所での分娩介助を体験しました。学生から「プライバシーを守るために、助産師が周りの人に依頼する必要がある」「日頃から災害時を想定しておくことが大切」などの声が聞かれました。
 12月24日から冬休みに入りますが、まだまだ新型コロナウィルスが猛威をふるっています。年末年始は、「STAY HOME」で!

助産学科 教員

12月16日 実習リフレクション

助産診断技術学・助産管理実習が終了し、実習全体を振り返りました。換気のため教室は冷えていますが、学生は実習での学びを熱く発表してくれました。

今年度はコロナの影響で実習にも制約がありましたが、学生1人あたり7~9例の分娩介助を経験させていただきました。臨床の方々に深く感謝申し上げます。

助産学科 教員

継続事例実習

 継続事例実習では、1人の妊婦さんを産後1か月まで受け持たせていただきます。妊婦健診で保健指導を行い、お産で来院されたら分娩介助をさせていただき、産後も入院中はもちろん1か月健診まで実習します。
 受け持ち妊婦さんみなさん無事お生まれになり、学生は事例研究に取り組み始めています。新しい命が誕生し、1人の女性が母親になっていく過程に関わらせていただくことで学生は一段と成長します。
                        助産学科 教員