リハビリテーション室
取り組み自動車運転再開支援について一覧に戻る
- 道路交通法上の「一定の症状を呈する病気等」に該当する方が自動車運転を再開するには運転免許センターで適正検査を受ける必要があります。当院では病気による運転への影響を評価し、医療機関の立場で助言しています。
- 必要に応じて近隣の自動車教習所で実車評価を行っています。
- 評価を元に運転免許センターで提出する診断書を作成しています。
- 必要な方には運転補助装置(左アクセルやハンドル旋回装置など)使用の助言を行っています。
支援のながれ
1.面接
- 運転再開について本人、ご家族様の意向と以前の運転状況、目的について問診します
- 関連する法律、手続きなどについて説明します
2.病院で各種評価
- 神経心理学検査(注意、判断力や視覚など脳機能の検査)
- 手足の動き、感覚検査など
*1、2の時点で、運転再開困難と判断をする場合もあります。その場合は3以降は実施しません。
3.教習所での評価
- 実車(療法士が同乗して教習所内、公道を運転)
- ドライビングシュミレータ
4.運転免許センターの臨時適正検査で運転可否を判断
5.フォローアップ
- 運転再開の後、必要に応じて再実車訓練の手配
- 運転不適応の場合に最適な代替え手段の検討など