リハビリテーション室
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ロボットスーツHAL ® 自立支援用下肢タイプPro
ロボットスーツHAL®とは?
当院ではH28年4月より、CYBERDYNE社のロボットスーツHAL ®(福祉用)を導入し、2022年5月から現在のHAL ®自立支援用下肢タイプProに機種変更し運用しています。
HAL ®はHybrid Assistive Limbの略で、身体機能をアシストする世界初のサイボーグ型動作支援
ロボットです。
ロボットスーツHAL®のしくみ
人が身体を動かそうとするときは、脳から筋肉へ神経を介して様々な信号が送られています。
ロボットスーツHAL ®では装着者の生体信号を読み取り、コンピューター制御によって下肢の動きを補助することで“装着者の意思に応じた”歩行や立ち座り動作の練習が可能となります。
ロボットスーツHAL®の特徴
HAL® には起立モードと歩行モードがあり、装着者の状態に応じてトレーニング内容の選択が可能です。また、ロボットが補助(アシスト)する量を変更できるため、より個別性を重視したトレーニングが可能です。
トレーニング後はモニターで前後左右の重心移動などを記録・確認することが可能であり、装着者も練習状況を視覚的に把握することができます。
当院での適用
・下肢に運動麻痺や筋力低下などの機能障害があり、歩行や立ち座り動作に障害を有している方
・通常の起立練習や歩行練習では再教育しにくいと考えられる方
<適用サイズ(目安)>
身 長 :160cm~175cm
大 腿 長 :38cm~41cm
下 腿 長 :37cm~41cm
体 重 :40kg~100kg
腰 幅 :28cm~36cm
靴サイズ:23cm、25cm、27cm(通常の靴よりも幅は広め)
免荷機能付歩行器(オールインワン)と併用することにより、重度の介助を要する方でも安全に歩行
練習を実施することができます。