看護部
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HCU(7床)|救急外来
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↑シミュレーション教育の様子です。
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HCU病棟はHCUと救急外来のクリティカルケアを必要とする2部門を管理しています。
突然に生じた障害や急激な疾病の発症によって救急搬送され、呼吸・循環をはじめとする命を守るための全身管理が必要になった患者さんとご家族の苦痛を思いやり、寄り添い、信頼していただけるように「ぬくもりのある看護」の提供を大切にしています。
当病棟には認定看護師、特定看護師、呼吸療法士や心不全療法士、ACP支援コーディネーターなど様々な資格を有したスタッフが多数在籍しています。患者さんとご家族の思いを第一に考え、「重症化の回避、病状の早期回復、QOLの維持・向上」を合言葉にチーム一丸となって1日1日を大切に24時間患者さんから目を離さずに医療や看護を提供しています。
西4病棟(18床)|小児科
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小児から高齢者まで幅広い年代の看護を実践しています
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西4病棟は小児科と内科の混合病棟です。
小児は急性期の感染症が多くを占めていますが、慢性疾患や生活指導が必要な学童の入院も受け入れています。
成長ホルモン検査、食物負荷試験等の日帰り入院も毎週受け入れています。
保育士が在籍しているので、季節毎の病棟の飾りつけや、退院する時の「退院おめでとうメダル」の
作成、育児に対する母親の悩みを聞いたり、休息時間を取れるために患児だけではなく母親へのケアも実施しています。
成人は内科の緊急入院を中心に受け入れています。高齢の患者さんが多いので、ADLの低下を防ぎ、早期に希望の場所(自宅や地域)に退院できるように、スタッフ全員で退院支援に取り組んでいます。
このように、西4病棟では小児~高齢者まで、幅広い患者に対する看護を日々実践しています。
東5病棟(38床)|総合内科・整形外科
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多職種で協働し、安心して在宅復帰、社会復帰ができるよう支援いたします!
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東5病棟は、整形外科を中心とした病棟です。整形外科では、事故や転倒などによる骨折の手術だけでなく、ロボティックアーム手術支援システム「Makoシステム」を導入し、変形性関節症の手術を積極的に行っており、手術を受ける方が安全・安心して手術に臨めるよう看護を実践しています。また、手術後は、疼痛コントロールを図りながら、理学療法士、作業療法士とともに早期離床にむけてリハビリテーションを進めています。私たちスタッフは、入院早期より退院後の生活を見据え、多職種と協働しながら退院支援を行い、その人が住み慣れた場所に不安なく安心して戻ることができることを目標に看護を提供しています。
東6病棟(40床)|消化器内科
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その人らしく退院後の生活ができるように一緒に考えていきます
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東6病棟は主に消化器内科、糖尿病内科、一般内科で治療が必要な患者さんが入院されています。
消化器内科は内視鏡を使用し、消化管治療を幅広く行っています。糖尿病内科では、糖尿病の教育入院をはじめ、血糖コントロールのために糖尿病の知識を深め、インスリン自己注射や血糖測定の手技獲得、入院前の生活を振り返り、退院後の生活について一緒に考え、その人らしい生活が継続できるように支援しています。
入院時から、患者さんとその家族に寄り添い、退院後の生活を一緒に考え、安心して治療や療養生活を送ってもらえるように関わりを大切にしています。また、どんな状況においても、笑顔と思いやりの心を忘れない病棟づくりを目指しております。
病棟看護師は、新人看護師から子育て中の看護師、経験豊富な幅広い年齢層の看護師で構成されています。固定チームナーシングの看護提供体制で、新人看護師は、チームの先輩看護師に相談しながら、相互に補完し協力し、安心安全で質の高い看護を実践することを目標に、日々、対話を大切にしています。
西5病棟(42床)|回復期リハビリ病棟
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生活リハビリを通して運動や交流を行い、活動性や社会性の
維持をはかっています。
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西5病棟は、主に脳血管疾患・骨折の手術後・廃用症候群などで機能的な障害が残っている患者さんに対し、日常生活動作の機能回復を目的とした回復期リハビリテーション病棟です。
医師・看護師・介護福祉士・理学療法士・作業療法士・言語療法士・薬剤師・管理栄養士・医療ソーシャルワーカーなどの専門職種が、チームを組んで患者さん個々に最適なリハビリテーションを提供しています。また、退院後もその人らしい暮らしができるようにリハビリの進行状況や入院生活の様子を伝える機会を設け、必要に
応じて家族指導や退院前後で自宅訪問を行い安心して、在宅・社会復帰が円滑に進むように全力でサポートしています。
離床促進および余暇活動として、病棟内で院内デイを行い、他病棟の患者さんも交えてリフレッシュできる場を提供しています。夏祭りやクリスマス会、正月などの企画や壁飾りで季節の変化を感じられる工夫も行っています。
西6病棟(40床) | 外科・口腔外科
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スタッフ一同、全力で手術前後の療養生活をサポートさせて
いただきます!
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西6病棟では、いつも笑顔をたやさず、患者さんに寄り添い患者さん個々に応じた看護を提供していきたいと考えています。主に消化器や歯科口腔の手術が必要な患者さんや終末期(人生の最終段階)で緩和ケアが必要な患者さんの看護を提供しています。手術前は患者さんの不安が増強しないように関わり、安心して手術を受けていただけるように支援しています。手術件数も多く、患者さんの回復過程を直に感じる事ができ、日に日に元気になって笑顔が増えてくると、スタッフも勇気づけられます。退院に向けて患者さんやご家族の思いを尊重し、多職種(医師・看護師・リハビリ・栄養士・薬剤師・ソーシャルワーカー)で話し合いを重ねながら在宅療養に必要な調整を行います。退院後も安心して在宅で療養できるように最善を尽くしていきます。終末期では、病気の進行に伴い患者さんやご家族が抱える心身の苦痛を最小限にできるように多職種と連携しながら心温かいケアを積極的に行っていきます。
手術室・中央材料室
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日々知識と技術を磨き、ロボットとともに奮闘しております。
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手術室・中央材料室の2部門で構成されています。
手術室数は、3部屋あり、消化器外科、口腔外科、整形外科、眼科、形成外科、泌尿器科、脳外科の手術を行っています。チーム支援体制でOJTを強化し、プロフェッショナルを目指し、全員で知識・技術の向上ができるよう取り組んでいます。
術前麻酔科診察への同席、手術前カンファレンス、術後訪問を行い、術前から術後まで継続し、一人一人にやさしい・ていねい・あったかい看護を提供しています。
また、手術は平日のため、休日は救急外来で救急搬送された患者さんの看護も行っており、手術室看護だけではなく様々なことに対応しています。
患者さんが安心・安全に手術を受けることができるよう、スタッフ一丸となって日々の看護に励んでいます。
内視鏡室
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安心して検査を受けていただけるように声掛けやタッチングをさせていただいています。
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内視鏡室では、内視鏡室2室、TV室1室とコンパクトですが、通常の内視鏡検査・処置はもちろんのこと、緊急での内視鏡検査・処置の依頼があればすぐに対応できる設備と技術を備えています。
月曜日から金曜日、不定期の土曜日で検査や処置、治療を行っており、検査医師、内視鏡技師、看護師、看護補助者、受付事務員で対応しています。
スタッフはベテラン看護師が多く、新しく来られたスタッフには、丁寧にかかわることができ、チェックリストや、スキルリストを活用しながら、内視鏡看護の意義ややりがいを伝え、技術を習得して、思いやりのある患者さん第一の看護をめざしています。
内視鏡室は検査室という特殊な環境下で、患者さんと短時間しか関われませんが、「やさしい」「ていねい」「あったかい」看護で、安全で安心、安楽な検査や処置、治療を受けていただけるよう親身にサポートしています。
外来
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~患者さんの思いに沿ったその人らしい生活を送れるように~
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外来は、17の診療科、化学療法室を担当しています。
入院期間の短縮化で、外来で高度な治療を行うようになり、自宅で社会生活をしながら治療の継続、自己注射・在宅酸素などの医療処置を行う患者さんが増えています。
疾患とうまく付き合いながら、患者さんの思いに沿ったその人らしい生活を送れるよう、慢性疾患看護外来(糖尿病療養指導、透析予防指導、フットケア、呼吸器療養指導、禁煙サポート)、セルフケア支援(小児科成長ホルモン・自己注射・自己導尿指導・ストーマケア等)、がん相談外来で、自宅で困っていることなどの相談やサポートに力を入れています。
また、病気の告知や治療・療養場所の選択場面などにおいて、患者さん・ご家族の意向を十分に聞き、寄り添いながら意思決定できるよう支援しています。
スタッフは子育て中看護師から経験豊富なプラチナ看護師で構成され、多様性・それぞれの強みを活かし、他職種や地域と協働しながら、患者さんの一人ひとりに寄り添い、住み慣れた地域でその人らしく暮らせるよう、チーム一丸となって取り組んでいます。
訪問看護室
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地域の人々の人生のストーリーを大切に、そして私たちも看護をたのしみます!!
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訪問看護室は看護師6人で、チームワークを何よりも大切にしながら「看護を楽しんでいます!」
★特定行為研修終了看護師もいます。
訪問看護部は1階の地域医療福祉サポートセンター内にあります。阪南市民病院内の訪問看護なので院内の医師や看護師との連携が何よりも強みです。昨年からは訪問診療と連携もしています。急性期から回復期までの人々の在宅療養を支えたいと日々取り組んでいます。これから地域の高齢化はますます進みます。その人にとって「人生の最終段階において、住み慣れた場所でその人らしく生き続けることができる」そんな支援を本人・家族・訪問看護で楽しく支援できればと思っています。
地域療養支援室
入退院支援看護師は、患者さん・家族のご意向を尊重し、住み慣れた地域で、安心して自分らしく療養生活ができるように、院内はもちろん地域関係者(在宅医、訪問看護師、訪問リハビリ、訪問介護士、ケアマネージャー、訪問薬剤師、CSW、施設関係者、地域包括支援センター)と連携を図り、入院前から患者さん状況に応じた支援を行います。