私たちのお約束
(患者さんの権利尊重)
- 私たちは、みなさまに「良質な医療を平等に提供」いたします。
- 私たちは、みなさまに「十分な説明」をいたします。※1
- 私たちは、みなさまが「納得された上での医療」に臨んでいただけるようにご協力いたします。※2
- 私たちは、みなさまに「十分な情報」を提供いたします。※3
- 私たちは、みなさまの「人としての尊厳」を守ります。
- 私たちは、みなさまの「プライバシーや秘密」を守ります。
私たちは上記の6項目を患者さんの権利として尊重することをお約束します。
- 治療方法や計画、検査等について、その効能や危険性も含め十分にご説明し、同意を得た上での治療(インフォームドコンセント)を実践しています。
- 治療法には時として選択肢があります。ご自身が納得し、自ら決定されるために、セカンドオピニオン(他の専門家の意見)を知ることも良い方法です。 当院では、そのための検査データの貸し出しをいたしております。お気軽におたずねください。
- みなさまの医療情報について、さらに詳しくお知りになりたい場合は、お気軽におたずねください。
院内特別規則
次のような人は、当院への立ち入りを禁止(受診を拒絶)し、院外へ退去(強制的に退院)していただくことがあります。
- 犯罪行為を行って当院の関係者に迷惑をかけた人
- 暴力を振るったり、大声で怒鳴ったり、喚くなどして暴力を振るうおそれが強い人
- 暴言を吐いたり、脅迫した人
- 職員を誹謗中傷したり、侮辱した人
- 職員に対して、不当または非常識な要求をした人
- 暴力団などの反社会的団体を名乗り、脅迫したり、無理な要求をした人
- 院内の機器、備品、設備、施設を故意に壊した人
- 診察や治療に必要のない凶器や危険物を持ち込んだ人
- 用件がないのに、職員の承諾を得ずに院内に立ち入った人
- 院内でセクシュアルハラスメントやストーカー行為を行った人
- 当院の規則(院内禁酒、酒気帯び入院・受診の禁止、無断外出・無断外泊の禁止、院内禁煙、院内での無断撮影・無断録音の禁止)または入院病棟の取り決めを守らない人
- 医師または職員の指示や約束を守らない人
- 正当な理由がなく治療費を長期滞納したり、支払わない人
2015年5月20日制定
2022年5月19日改定
阪南市民病院 院長
輸血を拒否される方へ
阪南市民病院では、宗教上の理由による輸血拒否に対し、「相対的無輸血※1」の方針に基づき、以下のごとく対応いたします。
- 無輸血治療のための最善の努力を尽くしますが、輸血により生命の危機が回避できる可能性があると判断した場合には輸血を実施いたします。その際、輸血同意書が得られない場合でも輸血を実施いたします。
- 宗教上の理由で輸血を拒否する信者(エホバの証人など)の方が提示される「免責証書」など、「絶対的無輸血※2」に同意する文章には、署名はいたしません。
- すべての手術や出血する可能性のある治療には輸血をともなう可能性があり、輸血拒否により手術・治療の同意書が得られない場合であっても、救命のための緊急手術・治療が必要な場合手術・治療を実施いたします。
- 以上の方針は、患者さんの意識の有無、成年・未成年の別にかかわらず適用します。
- 自己決定が可能な患者、保護者または代理人に対しては、当院の方針を十分に説明し理解を得る努力をしますが、どうしても同意が得られず、治療に時間的余裕がある場合は、他医での治療をおすすめします。
- 【相対的無輸血】
患者の意思を尊重して可能な限り無輸血治療に努力するが、「輸血以外に救命手段がない」事態に至った時には輸血をするという立場・考え方
- 【絶対的無輸血】
患者の意思を尊重し、たとえいかなる事態になっても輸血をしないという立場・考え方
阪南市民病院 院長