施設のご紹介
院長あいさつ
2023年4月1日より、ベルピアノ病院の院長を拝命しました倉都滋之(くらつしげゆき)です。
当院は、皆様のおかげをもちまして、前身の愛風病院(堺市中区)から2012年4月に現在の西区菱木に複合型医療福祉施設ベルアンサンブル内の中心的存在として名称を「ベルピアノ病院」に改称・移転し、はや12年目を迎えました。
ご存知のように当院は、①回復期病棟48床(主に急性期治療後の脳血管疾患の継続治療とリハビリテーションを担当)②地域包括ケア病棟48床(サブアキュート:在宅や介護施設等で療養されている方の軽度急性増悪した状態の患者さんの治療の受け入れを担当。ポストアキュート:急性期治療後の様々な疾患の継続治療を担当。主にこの2つの入院を担当)③医療療養病棟96床(急性期を過ぎても引き続き医療必要度が高い患者さんの受け入れや緩和ケア、レスパイトケアを担当)と3種類の病床機能(合計192床)を有しております。
専門性を持ったスタッフが連携して必要な看護・介護を提供するのはもちろんのこと、充実したリハビリテーションを提供するため、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士合わせて総勢70名超のリハビリスタッフを有しています。また当院では、入院患者さん一人ひとりに担当のソーシャルワーカーが配置されており、回復期病棟と地域包括ケア病棟だけでなく、長期入院患者が多い医療療養病棟においても在宅復帰機能強化加算を受けるなど在宅復帰率の向上に注力しています。
このようにして当院のテーマである「帰ろう、住み慣れた街、住み慣れた家へ」を可能な限り実現するため、各スタッフが互いに協力してサポートしているのが特徴です。
同じ敷地内に隣接する複合施設には、当院のほか特別養護老人ホーム「ベルアルプ」やサービス付き高齢者向け住宅「ベルヴィオロン」の2つの施設に加え、訪問看護・介護各ステーション、居宅介護支援などを行う地域連携・在宅療養支援センターが併設されており、在宅療養や介護が必要になった方への充実した支援体制が整っています。
さらに、通所リハ・通所介護をはじめ訪問診療・訪問看護・訪問リハに加え、訪問薬剤指導・訪問栄養指導や介護相談にも力を注いでおり、病院と地域を結ぶ切れ目のない医療・介護・福祉の提供に積極的に取り組んでいます。
人生100年時代を迎えた超高齢化社会における地域医療・地域包括ケアの要として、地域住民の多様なニーズに応えていけますように病院スタッフ一同、チームワークを大切にしながら同じビジョンを持って精進して参りますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
ベルピアノ病院の理念
パートナーと職員が笑顔になれる
医療と介護の協奏
| 基本方針
・質の高い慢性期医療の提供
・心身機能の回復、維持、強化をめざしたリハビリテーションの実践
・在宅復帰に向けた療養支援の推進
・地域とつながり、暮らしを支えるナビゲーターとしての役割の遂行
・パートナーと職員双方の満足度向上の追求
病院の特色
- ・亜急性・回復期・維持期の患者様に対応した質の高い医療・介護・リハビリを提供します。
- ・病気からの回復期は、退院後の生活に向けての大切な時期であるため、特に入院中の医学管理と早期のリハビリテーション提供を実施します。
- ・スタッフの丁寧な病状説明・食事指導・服薬指導・リハビリテーション等により、快適な療養生活を可能にします。
- ・退院後も訪問及び通所の診療・看護・リハビリをはじめとする総合支援体制が整っています。
私たちのお約束(患者さまの権利尊重)
- 私たちは、みなさまに「良質な医療を平等に提供」いたします。
- 私たちは、みなさまに「十分な説明」をいたします。 ※1
- 私たちは、みなさまが「納得された上での医療」に臨んでいただけるようにご協力いたします。 ※2
- 私たちは、みなさまに「十分な情報」を提供いたします。 ※3
- 私たちは、みなさまの「人としての尊厳」を守ります。
- 私たちは、みなさまの「プライバシーや秘密」を守ります。
- ※1 治療方法や計画、検査等について、その効能や危険性も含め十分にご説明し、同意を得た上での治療(インフォームドコンセント)を実践しています。
- ※2 治療法には時として選択肢があります。ご自身が納得し、自ら決定されるために、セカンドオピニオン(他の専門家の意見)を知ることも良い方法です。 当院では、そのための検査データの貸し出しをいたしております。お気軽におたずね下さい。
- ※3 みなさまの医療情報について、さらに詳しくお知りになりたい場合は、お気軽におたずね下さい。
私たちは上記6項目をお約束として患者権利尊重を示し、みなさまが以下の権利を有することを確認し尊重します。
- 社会的な地位、疾病の種類、国籍、宗教などにより差別されることなく公平に、適切な医学水準に基づいた安全かつ効率的な医療を受ける権利
- 人格、価値観などが尊重され、相互の協力関係のもとで医療を受ける権利
- 理解しやすい言葉や方法で、納得できるまで十分な説明と情報を受け、みずからの意思で選択する権利
- 診療の過程で得られた個人情報の秘密が守られたプライバシー保護の権利
- 個人の健康と保健サービスの利用について、情報を与えられたうえでの自己選択が可能となるような健康教育を受ける権利
- いかなる診療段階においても、他施設の医療者の意見を求める権利(セカンドオピニオン:納得し安心して医療を受けるため、診断や治療について主治医以外の医師等に意見を求めること)
個人情報の共同利用について
AIFグループでは、以下のとおり個人情報を共同して利用させていただくことがあります。つきましては、同意しがたい事項がある場合は担当者へお申し出ください。また、この場合においても不利益を受けることはありません。
- ・事業所の利用目的
- 1.患者さん、利用者さんの状態や環境に応じた適切なサービスの提供
- 2.サービスの向上をめざした研究、データ分析や職員の教育
- 3.ご相談、苦情や事故発生時の調査、対応
- ・共同利用するグループ事業所の範囲
- ・共同利用する個人情報の項目
- ・個人情報管理責任者
疾患名、病歴、診療歴、検査歴、薬歴、その他医療・介護・福祉サービスの提供に必要な情報
※個人情報に関することはプライバシーポリシーもご参照ください。