学科概要

特色

人を知る、生活を知る、さらに地域につながる看護を学びます

高齢化が進む中、地域や在宅における看護の必要性が高まっています。本校は、ヘルスプロモーションの考えを基盤とし、地域の人々の健康、生活の質の向上に貢献できる、人の一生に寄り添う看護師を養成します。

ヘルスプロモーションとは

人々が自らの健康と、その決定要因をコントロールし、改善することができるようにするプロセスです。

人の一生を捉えて

健康の社会的決定要因は、人が生まれ、成長し、生活し、働き、そして一生を送るための条件であり、健康を決定する要因を指します。細胞・遺伝子などの個体の要因や、ライフスタイル・社会環境などが挙げられ、人の一生(ライフサイクル)の中で常に変化しています。
その状態に応じて必要なケアを提供し、その人の健康状態を維持改善しQOL向上を支援できる看護実践能力を育成します。

看護4年制の学び

高度専門看護学科はしっかりとゆとりを持って学べる4年制。大学卒業と同等の称号「高度専門士」を取得することができます。

看護実践能力を育成

専門学校としての実践的な強みを生かし、高度専門士に見合う看護実践能力を育みます。関連施設が多くあるため、豊富な実習でスキルを身につけることができます。

地域の看護に向けたカリキュラム

高齢化が進む中、地域や在宅における看護の必要性が高まっています。本校では地域の看護に目を向けたカリキュラムを展開しています。

教育目標

  1. 倫理観に基づいた豊かな人間性を基盤に、生命の尊厳や人としての尊厳を大切に考えることができる。

    • 学びに向かう力
  2. 多様な価値観をもつ人を統合された存在として理解し、よりよい人間関係を築くことができる。

    • 知識・技能
    • 思考・判断・表現
  3. 対象のもつ健康課題を保持・増進できるよう、科学的根拠および臨床判断能力に基づいた看護をすることができる。

    • 知識・技能
    • 思考・判断・表現
  4. 地域の保健・医療・福祉における課題に柔軟に対応できるよう、多職種の役割を理解しチームの一員として協働・連携できる基礎的能力を身につける。

    • 知識・技能
    • 思考・判断・表現
  5. 異文化社会を理解し多様な社会に対し包括的にて看護を考えることができる。

    • 知識・技能
    • 思考・判断・表現
  6. 看護への探究心をもち、専門職業人として学び続ける力を身につける。

    • 学びに向かう力

教育目標の軸となる
「3つのポリシー」

アドミッションポリシー(求める人材)

  • 人と自分を大切にできる人
  • 基本的な健康生活習慣が身についている人
  • 相手を尊重し、自分の考えを述べることができる人
  • 基礎的学力を身につけている人
  • 事象を捉え分析しようとする姿勢を持つ人
  • 社会に関心をもち、自ら進んで人の役に立ちたいと思う人
  • 看護師になりたい意志を明確にもつ人

カリキュラムポリシー(本校の教育)

  • 人々のQOLを高めるためのヘルスプロモーションを基盤とした教育課程を編成し実践する。
  • ヘルスプロモーションの思考を常に見据えた看護実践能力の育成をめざす。
  • 生涯学び続ける姿勢を身につけ、看護者として今後の展望が描けるよう、初年次からキャリア発達に繋がる科目を設定する。
  • 経験と省察を繰り返し、課題を見出しながら学修を進められるよう、主体的かつ協調的な学びを推進する。
  • カリキュラム編成にあたり、多様な評価方法を取り入れながら、教育の質の担保に努める。

ディプロマポリシー(学習の成果)

  • ゆきとどく看護を提供する力
  • 関係を築く力
  • 看護を実践する力
  • ヘルスサービスの方向転換を常に意識した支援力
  • 連携・協働する力
  • 広い視野をもつ力
  • 看護を探究する力