■ リハビリテーション(リハビリ)とは、 ラテン語で re(再び) - habiris(適した)、
つまり再び適した状態になることと直訳できます。
理学療法(Physical Therapy, PT)
身体に障がいのある方に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」と定義されています。
医師の指示の下に身体に障がいのある人に対し、以下のことを行います。
作業療法(Occupational Therapy, OT)
「身体または精神に障がいのある方、又はそれが予測される方に対してその主体的な生活の獲得を図るため、 諸機能の回復・維持および開発を促す作業活動を用いて行う治療、訓練、指導および援助」をいいます。
医師の指示の下に、身体・精神に障がいのある人に対し、様々な「作業活動」を用いて治療、訓練を行います。
治療内容として
言語療法(Speech Therapy, ST)
言語聴覚療法とは、言葉についての問題を治療するものです。
対象者は言語聴覚士とコミュニケーションをとりながら言語能力を高めていきます。
言葉の発達が遅い、発音がはっきりしない、声が出にくい、脳卒中後遺症で言葉が出にくくなったといった子供から大人までのコミュニケーションに関わる問題に対し相談、評価、指導、訓練をしています。
その他、食事が食べにくいという障がい(摂食嚥下障がい)に対しても、訓練を行っています。
障がいを持つ人々や老人が、住み慣れたところで、そこに住む人々と共に、一生安全に生き生きとした生活を送れるよう、医療や保健、福祉および生活にかかわるあらゆる人々がリハビリテーションの立場から行う活動のすべてをいいます。
障がいを持つ人々や老人に対し、保健所、保健センター、各種病院、福祉施設などが行っている活動すべてが地域リハビリテーションといえます。
リハビリテーションを達成するために、パートナーはもちろん、地域をも含めたチームを組み、それぞれ役割をある時は分担し、またある時は役割を共有して関わります。
もちろんその輪の中心にはパートナーがいます。