病気や大けがが生じて間もない時期の医療を急性期医療と言います。救命救急や手術、がんの治療、集中治療室（ICU）など、緊急性や診療密度の高い医療が提供されます。
また、当法人の専門医療では、急性期病院での専門医療の他に、不妊症・不育症の診療、高度生殖補助医療を提供する府中のぞみクリニックがあります。

急性期病院を退院されてから、その病気の継続治療と在宅復帰に向けた治療やリハビリテーションを重点的に行うのが回復期医療です。そして、回復期を経過してより長期の入院が必要な患者さんの治療を行うのが慢性期医療です。自宅で介護をされるご家族が休息をとるためのレスパイト入院の受け入れも行っています。

健康を保つには、健康管理と病気の早期発見がとても大切です。当法人の健診センターでは、人間ドック、脳ドック、健診などさまざまなコースを受診いただけます。最新の健診システムと専門スタッフが効率的で快適な、質の高い検査を行い、お一人おひとりの健康管理をサポートしています。

患者さんの安全でおいしい料理を、一括して調理し病院へお届けする新しい給食形態のベルキッチン。HACCPおよびISO9001の認定を取得しています。また、法人本部事務局では法人全体の運営管理の補佐、生長会健康保険組合では職員の健康管理を支援しています。

脳梗塞・脳出血などの後遺症、脊髄損傷や整形疾患の治療を終えられてから、「退院後も十分な質と量のリハビリを続けたい」「もっと機能を回復させたい」という方々にお応えするためのリハビリ専門の施設です。保険の制約に縛られず、「質」「量」ともに充実したリハビリを提供しています。

1977（昭和52）年に開校した専門学校ベルランド看護助産大学校は、4年制の高度専門看護学科と1年制の助産学科の2学科を併設。専門職業人として主体的に学ぶ看護師、助産師を養成しています。また、堺市にある幼保連携型認定こども園ベルキンダーとベルキンダー安井（本園・分園）では、子どもたちが健やかに仲間と育ち合う教育・保育を行っています。

在宅療養とは、住み慣れたご自宅で生活をしながら治療や療養をすることです。医師や訪問看護師、ホームヘルパー、リハビリ、ケアマネジャーなどがご自宅へお伺いしたり、介護施設で通いのデイサービスや泊まりのショートステイなどをご利用いただくなど、専門スタッフが連携して支えます。

ケアマネジャーが、介護サービスを利用される方の相談・窓口役として介護相談センターに常駐。ケアプラン作成し、適切な介護サービスなどを利用できるよう医療機関・介護事業所などと連携しています。地域包括支援センターは総合的な相談や高齢者の権利を守るなど、制度横断的な支援をしています。

生活の場を自宅から施設へ移してご利用いただくサービスです。当法人では、日常生活上のケアや機能訓練を提供する特別養護老人ホームや、リハビリに重点をおき在宅復帰を目指す介護老人保健施設、認知症高齢者グループホームを運営しています。生活における介護、リハビリや認知症、栄養管理、看取りなど専門性を活かし、質の高い介護サービス提供に努めています。

年齢を重ねられ、体力の低下や持病、一人暮らしなどで生活に少し不安のある方々に最適な高齢者向けの住宅で、スタッフが生活支援サービスを提供しています。60歳以上または要介護・要支援認定を受けている方を対象にしており、ご夫婦・兄弟・親子の同居が可能です。