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リハビリテーション室

ロボットスーツHAL導入


HAL®福祉用(下肢タイプ)とは?

当院ではH28年4月より、CYBERDYNE社のHAL®福祉用(下肢タイプ)の両脚モデルを導入しています。

HAL®はHybrid Assistive Limbの略で、身体機能を改善・補助・拡張・再生する世界初のサイボーグ型ロボットです。


ロボットスーツHAL®のしくみ

人が身体を動かそうとするときは、脳から筋肉へ神経を介して指令信号が送られています。

その信号は非常に微弱な生体電位信号として皮膚表面に漏れ出てきます。HAL®は装着者の生体電位信号を皮膚に貼ったセンサーから読み取り、コンピューター制御によって下肢の動きを補助することで“装着者の意思に応じた”歩行や立ち座り動作の練習が可能となります。


HAL®福祉用(下肢タイプ)の特長

HAL®の最大の特長は装着者の意思を反映した運動が可能な所です。

HAL®福祉用(下肢タイプ)には座位・立位・歩行の3つのモードがあり、状態に応じてトレーニングのレベルを変更できます。

また、身体機能によって補助する量を変更できるため、より個別性を重視したトレーニングが可能です。

トレーニング中はモニターで左右及び前後の重心移動などを確認・記録することが可能であり、装着者も練習状況を視覚的に把握することができます。


当院での適用

下肢に機能障害があり、歩行や立ち座り動作に障害を有している方

(全身状態や身体機能により制限があります)

・身長(目安): 150cm~170cm

・靴サイズ  : 23cm~27cm

・体 重   : 45kg~80kg

免荷機能付歩行器(オールインワン)と併用することにより、重度の介助を要する方でも安全に歩行練習することができます。

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