要介護度認定区分と区分支給限度基準額
介護保険によるサービスは、要介護の区分に応じて、保険給付の上限額が定められています。上限額を超えてサービスを利用する場合は、その分が全額自己負担となります。
要介護度 | 認定の目安 | 支給限度基準額 | |
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予 防 給 付 |
要支援1 | 障害のために生活機能の一部に若干の低下が認められ、介護予防サービスを提供すれば改善が見込まれる。 | 5,032単位 |
要支援2 | 障害のために生活機能の一部に低下が認められ、介護予防サービスを提供すれば改善が見込まれる。 | 10,531単位 | |
介 護 給 付 |
要介護1 | 身の回りの世話に見守りや手助けが必要。立ち上がり・歩行等で支えが必要。 | 16,765単位 |
要介護2 | 身の回りの世話全般に見守りや手助けが必要。立ち上がり・歩行等で支えが必要。排泄や食事で見守りや手助けが必要。 | 19,705単位 | |
要介護3 | 身の回りの世話や立ち上がりが一人ではできない。排泄等で全般的な介助が必要。 | 27,048単位 | |
要介護4 | 日常生活を営む機能がかなり低下しており、全面的な介助が必要な場合が多い。問題行動や理解低下も。 | 30,938単位 | |
要介護5 | 日常生活を営む機能が著しく低下しており、全面的な介助が必要。多くの問題行動や全般的な理解低下も。 | 36,217単位 |
※1単位につき10円で計算されますが、サービスの種類によって1単位あたりの単価が異なります。 (2022年4月1日現在)
- ※自立を認定された場合は、在宅サービス・施設サービス共、介護保険は使用できません。
介護サービスの自己負担は1割、一定以上所得者の場合は2割または3割です。施設に入った場合は「食費」と「居住費」という負担が別途必要です。
日帰りで通うサービスの場合には「食費」が別途必要です。
要支援1や要支援2に該当した方には「予防中心のサービス」が提供されます。
手続きの流れや利用できるサービスが、要介護1~5とは異なります。