第27回日本緩和医療学会学術大会

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7月1日~2日に第27回日本緩和医療学会学術大会がハイブリット形式で開催され、研究発表を行いました。学会のテーマは「現状を評価し前に進む」でした。昨年緩和ケア委員会が院内で実施した医療従事者の緩和ケアニーズ調査の結果をもとに、「急性期病院における医療従事者の緩和ケア実践に関する実態調査」をテーマとし内容をまとめました。緩和ケアを実践するうえでは緩和ケアに関する知識・技術だけでなく、概念や機能、自分たちの役割を理解することが重要であるという結果を明らかにし、学会より優秀演題に選出されました。発表において、座長の先生より研究の仮説についてご意見をいただき、今後の課題についても見出すことができました。また、コロナ禍でのがん患者さんとご家族の不安とケアのあり方についてもまとめ、「COVID-19感染拡大状況下におけるがん患者と家族の心理的苦痛に関する検討」をテーマとしてポスター発表を行いました。 学会テーマにもあるように、現状を適切に評価して課題に向き合い、よりパートナーに還元できるような緩和ケアの発展に取り組んでいきたいと思います。

2022.7.9
投稿者:緩和ケアチーム 石川・江藤


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