特定行為研修ではe-Learningでの座学に加え、様々な演習を取り入れ、机上と実践での学びを深めています。先日、腹部エコーを学習させて頂きました。普段から一緒に業務している医師を講師に迎え、研修生同士でエコーの実践を行い、改めてエコーの難しさを感じました。IVC径(下大静脈径)評価では、実際に血管の計測や、エコーをあてる角度、画面調整など、日々臨床で実践している医師の指導は、とても具体的で臨床現場さながらの良い緊張感の中、学ぶことができました。 私たち看護師が、特定行為を習得することで、患者さんの側で、いつも寄り添う看護師の目線で、患者さんを身体的・精神的・社会的側面に加え、病態のアセスメントと共に看護問題を抽出し、早期診療に繋げることができると思います。その事で、より質の高い診療の補助や苦痛緩和に繋げることができると確信しています。 今後も当院の研修1期生として、様々な講師・スタッフにご協力を頂き、学習を深めていきたいと思います。
投稿者:ER 友田新二