これまで帝王切開で産まれたあかちゃんは、麻酔下のなかで出生するため、保育器で観察したのちに、おかあさんのもとに戻っていました。しかし、あかちゃんは元気に泣いていたり、おっぱいを欲しそうに指をなめたりしていました。そんな様子をみて、少しでも早くあかちゃんと触れあえるようにしたい。そんな想いから、状態の安定しているあかちゃんをあかちゃん用ベッドでできるように、小児科の先生を含めて帝王切開後のあかちゃんの観察について考えました。おかあさん方からも「あかちゃんが近くにいると痛みが和らぎます」「あかちゃんに早くからおっぱいできて嬉しいです」などご好評をいただいています。他にも、ご希望があれば帝王切開後に母子早期接触(カンガルー抱っこ)も実施しています。スタッフには、母乳育児新聞を通して実施したケアの結果を伝えています。 あかちゃんとご家族にとって優しいケアができるよう、これからも努めていきます。
2022.9.28
投稿者: BFHチーム
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