新人Ns育成記録

 

看護部新人教育指針

当院では、生長会・悠人会として育てたい看護師像を目標に、個人の自己実現に向けたキャリア発達を「キャリア開発」「多様な働きかた」「多様な働く場所」という3つの支援で支えます。

看護部新人教育理念

ミッション・バリュー・プライドをもち
自立して地域に貢献する看護師

「愛の医療と福祉の現実」という質の高いケアを実践できる。

パートナーにとってベストなトータルヘルスケアを提供できる。

生長会・悠人会という組織で働いていることに誇りがもてる。

 

厚生労働省で定められた到達目標を1年で達成できるよう、研修責任者、新人教育委員会、各配置部署の新人教育担当者が定期的に進歩状況を把握し、新人看護職員相談役となり1年間サポートできるよう支援体制を整えています。

 

 

プリセプター制度

新人Nsには先輩(プリセプター)が付きます。しっかりとフォローが入るので、初めての作業もすぐに質問できる体制が整っています。

ワークライフバランスの推進

看護職は女性が多い職種であり、結婚や出産、子育てなどのライフイベントがキャリア発達に影響するため、 直線的なキャリア発達ではなく、らせん的なキャリア発達や停滞する時期があることは避けられません。 ライフイベントの影響をうける時期であっても、ワーク・ライフ・バランスを考慮した働きかたが選択できるよう支援しています。

生長会キャリア推進イメージ

新人年間教育スケジュール

厚生労働省で定められた到達目標を1年で達成できるよう、研修責任者、新人教育委員会、各配置部署の新人教育担当者が定期的に進歩状況を把握し、新人看護職員相談役となり1年間サポートできるよう支援体制を整えています。

臨床においてさまざま用いられている標準的な看護手順を確認・習得するためのオンラインツール

トレーニングルームもありシミュレーションやディスカッションなどを通して、
技術を習得していくよ!!

その他いろいろなサポートを受けられます!

多職種合同で親睦を深め心身のリフレッシュや仕事への活力に繋げるための新人職員野外研修、 幅広い臨床実践能力の獲得を目指した他部署へのローテーション研修、24時間を通しての新人教育と位置付けた新人夜勤研修、看護師が習得するべき看護時術を模擬で補う シュミレーション研修、 メンタルヘルスサポートを知ることで継続的な精神的支援ができるメンタルサポート研修などを実施しています。

その他、以下のような研修内容で講義だけでなく臨床の様々な事例について、グループワークを行なうことで、看護を深める機会になっています。

▴各研修項目のテキストをクリックすると
   コメントや研修時の写真を表示します。


入職して、初めての技術研修!
少人数に分かれ、シミュレーターで採血の練習を行いました。針を持つ手は緊張感で震えましたが真剣なまなざしで演習できましたね。実際の場面を想定し、患者さんへの接し方、説明や声のかけ方も考えることができました!


吸引の目的や適応を学び、シミュレーターを使い実際の病室で演習を行いました。ベッドサイドのコンソールを活用し、感染対策もバッチリ!臨床場面の実践に近い演習が出来ました!


初めての座学での講義でしたが、抗癌剤曝露防止のバックプライミングの演習があり実際に手に触れ、実演を目にすることで興味が湧いたという感想もたくさん聞けました。

認知症患者への対応で悩んだ経験のある新人看護師もおり、関わり方や知識を深める機会になりました。認知症ケアを学び現場で実践していきましょう!


それぞれの病棟で急変場面を想定しBLS(一次救命処置)研修を行いました。
はじめは緊張して、声も小さく動きもカチカチでしたが、少しずつ声を出しながら絶え間ない胸骨圧迫を行うことが出来ました!急変時に新人ナースでもできることを増やし、チームの一員として急変時対応ができるように頑張っています!


「繋がる心のリフレッシュ」を目的に集合研修を行いました。
入職して3ヶ月目は覚えることも多く、気持ちがいっぱいいっぱいに感じる時期です。
今までの看護で嬉しかったことを同期で語り合い、お互いの経験を通して“成長しているね!”と実感できる場が作れました。また2年目の先輩看護師の体験談の発表を聞き、新人の1年間の過ごし方・困ったときの乗り越え方などを聴くことでこれから先をイメージできる時間になりました!
そして、COVID-19の影響で交流会が出来なかった為、感染対策を徹底し、新聞紙タワーゲームやコンセンサスゲームを行い気分転換の時間を作りました!研修後は笑顔があふれ、明日へのスイッチが押せたようです。


皮膚・排泄ケア特定認定看護師が講師となり、創傷管理の基本的な知識とスキンケアに関する基本的技術を学び深め、実践に生かせるように、グループワークや個人ワークを行いました。入職から半年が経過し、活発な意見交換を行われ新人同士で刺激を受けながら研修が出来ました。


この研修では、グループでひとりの事例に対して看護過程の展開を行い、お互いの看護を話し合いました。「他の新人看護師の意見や考えを知ることができ、学びの多い研修になった」と研修後の感想を聞くことができ、研修担当者もやりがいを感じる時間になりました


看護の仕事にとても大事な倫理について学習しました。日々の看護実践を振り返り、あらためて「倫理観とは?」を考える時間になりました。
あらゆる場面でさまざまなジレンマを感じながら看護に向き合っていることをお互いに共有し、その抱いていたジレンマの一部が少し解消できた研修となった様子でした。

6月~11月にかけて一般病棟と手術室とICU/ERの4部署にローテーション研修を行っています。新人看護師達は研修を通して、パートナーヘの看護のつながりを感じることが出来たり、所属部署では経験できない看護技術や急変時対応を学ぶことが出来たりと看護の幅を広げることができた様子でした。これからも看護師としてステップアップを見守り・応援していきたいと思っています。


Taste&Seeの西先生に直接指導を頂きながら、病棟の患者さんを対象に摂食・嚥下について学ぶ研修を行いました。日々の看護の中で、食事摂取が進まない患者の原因を考えたり、口腔ケアを演習することで、継続看護行う視点を深める姿は皆真剣に取り組んでいました。少しの工夫で患者の食欲Up出来る事等も学び、今後の看護が楽しみです。

患者本人・家族の悲嘆ケア・エンゼルケアについて学びました。グループワークでは、事例を通して、身体面だけでなく精神面・社会面・スピリチュアルと多角的に捉え、自分たちの考えをまとめて発表しました。緩和ケア認定看護師を講師に迎え、体験談を踏まえた講義をしていただき、最期の時まで寄り添いその人らしさを大切にすることを学びました。看取りの場面に立ち会うことの少ない新人ですがよい学びを深めることができたと思います。


事前課題として、患者さんとの関わりの中から自分の看護実践をまとめました。課題事例を基にグループワークで共有することで、様々な視点から看護について考えることができ大きく成長した新人看護師の姿をみることが出来ました。
1年間看護師として、一生懸命頑張っていることがわかり嬉しくなりました。
これからも一緒に、ゆきとどく看護が提供できるように頑張りたいと思います。

ここでは新人Nsの1日をご紹介します。看護師になった時に押さえておきたいポイントなど現場で参考になると思うので、ぜひ覗いてみて下さい!

8:00 出勤

まずは患者さんの情報取集!今日も頑張るぞ!フォローの先輩Nsにも笑顔であいさつ☆

 

8:45

日勤・夜勤で申し送りと
モーニングミーティング

9:00

受け持ちの患者さんへあいさつ、部屋回りへ!!緊張するけど患者さんの状態を観察しながら、コミュニケーションを図るよ~

 

\ Point /

先輩Nsに分からないことは確認、これ大事!
初めての処置、検査、症状の観察など報告相談は重要だよ!

 

12:00 患者さんの食事時間

食事介助や経管栄養があるから少しバタバタ!でも、患者さんとお話しできる大切な時間!介助が終了したら、ある程度区切って休憩へ。休憩中に先輩Nsとおしゃべりして、1時間しっかり食べて午後からも頑張ろう!

14:00 検査出し

今日は内視鏡検査の患者さんを受け持って緊張したけど、先輩にも相談しながら無事終了。

15:00 カンファレンス

先輩のアドバイスをもらいながら患者さんの色んな看護目標を見いだせた。

17:45  帰宅

次の勤務の方との引継ぎが終ってサクッと帰宅。おつかれさまでした♪

Q1.
新人さんが落ち込んだ時は誰に相談していますか?

A.
教育担当の先輩がいるのでいつでも相談できます。またメンタルサポート役として新人さんと近い学年の先輩も担当してくれているのでなにか不安や相談したいことは気兼ねなく相談できます。 

Q2.
手術室や救急室(特殊部署)に新人は配属されますか?

A.
手術室は毎年新人さんが配属されています。救急室は2021年から配属されています。一般病棟でしか経験できない事は期間限定で研修で数日一般病棟での体験ができます。 

Q3.
コロナ渦でのリフレッシュ方法はなんですか?

A.
オンライン飲み会を定期的に開催したりするなどそれぞれ工夫しています。ステイホームで家にいる時間が長くなったので映画鑑賞やお料理など趣味の幅を広げたり、お菓子作りや音楽鑑賞など新しい趣味ができたり、美味しいご飯などを食べるなど自宅で出来る楽しみを楽しんでいます。

Q4.
どんな勉強をしたらいいですか?

A.
配属される部署により違いがあるので配属場所が決定後、また病棟の先輩が教えてくれます。 病棟の特性により勉強する内容は違いますが焦らず、自分のペースで自己学習できるようなサポートをしています

Q1.
お子様はおいくつですか?

A.
6歳と3歳

Q2.
勤務形態は?

A.
常勤で働いています

Q3.
子育て・家庭との両立は大変では無いですか?

A.
院内保育園で8:30~17:30まで預かってもらっています。【幼稚園も併用して利用可能】

Q5.
どんな勉強をしたらいいですか?

A.
配属される部署により違いがあるので配属場所が決定後、また病棟の先輩が教えてくれます。 病棟の特性により勉強する内容は違いますが焦らず、自分のペースで自己学習できるようなサポートをしています

Q4.
これから就職をお考えのママNSに一言お願いします☆


A.
ママさんNSも多数在籍しており、ON⇔OFFもキッチリ分けてくれています。もちろん有休も取り易いです。
子どもの急な体調不良・発熱等の休みも大きな病院だからこそ代わりが居るので、対応し易いと思います。
子育てしながらのスキルアップも可能です。院内・院外研修も充実しています。

ママNsタイムスケジュール

タイトルとURLをコピーしました