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中央検査部

生化学・免疫検査

生化学検査とは、主に血液や尿を化学的に分析し、病態を推定、把握する検査です。複数の項目を組み合わせて総合的に判断します。

・免疫とは、体の外から入ってきた異物(細菌やウィルス)に対して体内が抵抗する働きのことをいい、この時に作られる物質を抗体と呼びます。免疫検査はこの抗体の有無や量を調べます。

 

業務内容

◎検体測定・結果報告・パニック値報告
◎測定機器のメンテナンス
◎検体保存
◎内部精度管理
◎外部精度管理(日本臨床検査技師会、大阪府医師会、日本医師会、企業主催等)参加    

 

測定装置の紹介

●生化学免疫自動分析装置(ci16200)2台体制で、おもな生化学、免疫検査を行っています。24時間緊急対応しており、検体には血液、尿などがあります。血液は遠心機にかけると上の部分(血清)と下の部分(血球)に分かれます。その上の部分を測定します。

 

 ●免疫発光測定装置(i1000SR)で薬物や一部の免疫項目を測定しています。

●自動グリコヘモグロビン分析計(HLC-723 G9)でグリコヘモグロビン(HBA1c)を測定します。 結果値は1~2カ月前の血糖の状態を反映しています。

 

●全自動グルコース測定装置(GA-1151)で血糖を測定します。血糖を単独で測定する時に使用します。

 

 

●富士ドライケム生化学分析装置(FDC100N)を用いて血中アンモニア濃度を測定します。

 

 ●全自動蛍光免疫測定装置(ミュータスワコー i30)を用いてプロカルシトニン(PCT)を測定します。 敗血症(細菌性)の鑑別診断および重症度がわかります。

 

●蛋白質分析装置(ラテシエM)を用いてAPRスコアを出します。APRスコアは新生児の検査で、3種の急性期蛋白(CRP、α1-酸性糖蛋白、ハプトグロビン)の定性検査を行い、結果をスコア化して炎症の有無を判定する検査です。高いスコアが出た場合、細菌感染症の可能性が高いと判断できます。  

 

 

 

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