呼吸器外科
主な治療ロボット支援下手術一覧に戻る
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呼吸器外科におけるロボット支援手術 特徴と実績
特徴と実績1
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当院呼吸器外科では、これまで胸腔鏡手術を主に取り組んでまいりました。
胸腔鏡手術により皮膚切開の縮小化・胸壁へのダメージ低下・術後回復の早さが認められました。この胸腔鏡手術の持つ低侵襲性を保ったまま、さらにその欠点を補完したロボット支援手術が2018年に呼吸器外科領域においても保険適用となり、現在、日本国内において広がりをみせております。呼吸器外科領域で代表的な腫瘍性疾患の肺癌(原発性・転移性)と縦隔腫瘍(良性・悪性)に対して、国内資格を取得した医師により施行されております。
特徴と実績2
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ロボット支援手術の具体的な利点としては、3Dカメラで映し出された鮮明な立体映像・術野を10倍拡大・人の手以上の器用さ・手ぶれ補正・術後疼痛の軽減などが挙げられます。これらを駆使することで、約1cmの皮膚切開が5ヶ所開けることにより手術が可能になります。その手術時間は平均3~4時間で術後翌日より経口摂取・歩行可能です。術後5~7日が退院の目安となります。
ダヴィンチサージカルシステム認定医
当院ではロボット支援手術を行う資格を持った医師が2名在籍しております。
副部長:小松 弘明
医長: 古河 奈央